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ニュース・フラッシュ

2009年8月10日 ロンドン 萩原崇弘

ロシア:金属大手各社のQ2の業績は回復基調

 7月末にロシアの金属大手各社のQ2の業績が出揃った。総じて、2009年当初よりは業績が大きく改善している。
 ニッケル・プラチナ等の最大手 Norilsk Nickel(本社:露Moscow)では、Q1は71億ルーブル(約220億円)の損失であったのに対し、Q2の純利益として521億ルーブル(約1,600億円)を計上した。この原因としては、一部Kola半島での生産や米国や豪州、フィンランドの企業への出資分の収支が反映されていないのではないかとの意見が出ている。
 また、メタロインベストHDのMGOK(Mikhailovsky鉄鋼プラント)をはじめ、鉄鋼各社も軒並み業績を改善している。
 なお、これらの要因の一つとしてロシア通貨ルーブルの下落の影響を挙げる声も上がっており、引き続きロシア企業の収益構造には注視が必要のようである。

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