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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年8月17日 メキシコ 小島和浩

メキシコ:Cananea銅山のストは依然として未解決

 8月12日付け地元紙等によると、Cananea銅山のストは依然として解決の目処が立っていない。上院カナネア委員会(Comision de Cananea:※注)の席上、Grupo MéxicoのGarcía de Quevedo社長は、ストを指揮しているSTMMRM(メキシコ鉱山冶金労働組合)が、スト解決の条件として、Gómez前委員長に対する逮捕命令の取消しと、1億US$の慰謝料の支払いを要求しているため、一企業ではストの解決は不可能と証言した。また、同社長は、ストによる損害額が500億Peso(3,847百万US$相当)に達し、操業再開には85~135百万US$の投資が必要であると証言した。
 同鉱山のスト問題については、STPS (メキシコ労働社会福祉省)が2009年4月14日付けで、不可抗力による操業継続不能を理由とし全従業員解雇を認める裁定を下している。しかしながら、STMMRMは労組員に対するスト継続命令を出す等、徹底抗戦の構えを見せている。
 ※注)正式名称は上院労働特別グループ(Grupo Especial de Trabajo del Senado de la Républica)。Cananea銅山の労働争議解決のため、2009年4月23日に設立された(メンバーは10名)。

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