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ニュース・フラッシュ

2009年8月25日 ロンドン フレンチ香織

ポーランド:KGHM、海外鉱山の大型買収計画を断念し、グリーンフィールド探鉱案件の権益取得を目指す

 報道によれば、KGHMのCEOは8月17日、6月に23.4億PLN(7.9億US$)の配当金を財務省に支払ったことにより資金不足を計上し、8月には海外鉱山の大型買収計画は断念すると発表した。ただし、現在は大型鉱山の買収ではなく、グリーンフィールド探鉱案件に着眼しており、米国Minnesota州またはラオスどちらか数十%の権益を取得する意向であり、特に、米国の案件に関しては、2009年末までには結論を出すよう検討している。
 KGHMは2008年、対US$でPLN安(2008年Q3平均レート:2.20 PLN/US$(前年同期2.76 PLN/US$))となり、2008年後半の世界不況及び金属価格の低下に大きく影響されることは無く、売上高は前年比7.2%減(113億PLN)に留まった。それによって、同社はポーランド国内より生産コストの安い国外での鉱山開発を目指し、同社CEOは2009年2月、2018年までに50億PLN(約13億US$)を投資し、ポーランド国外で2鉱山の買収を計画していた。具体的には北南米をターゲットとしており、2009年の銅生産計画量512千tから、2009~2018年間には700千t/年に増産させる計画であった。

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