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ニュース・フラッシュ

2009年8月25日 シドニー 原田富雄

英・豪:Rio Tinto、2009年H1は前年同期比で65%の減益

 2009年8月20日、Rio Tintoは2009年H1(1~6月)の決算報告を発表、前年同期比で65%の減益となった。これは、低水準の資源価格に加えて、買収したAlcanのアルミ部門負債が大きく響いたことによる。
 2009年上期(1~6月)の業績は次のとおり。

  (単位:百万US$)

 

2009

2008

前年同期比

税引前純利益 + 支払利息 + 減価償却費

6,089

11,457

-47%

税引前純利益

2,565

5,526

-54%

純利益

2,451

6,951

-65%

フリーキャッシュフロー

5,529

8,844

-38%

1株当りの税引前純利益(US¢)

163.3

352.0

-54%

配当(US¢)

0

55.6

n/a

  年半期として同社の歴史の中で最悪のパフォーマンスであったにも拘わらず、Jan Du Plessis会長は、2009年7月3日に総額148億A$の新株発行により、6月30日時点の391億A$の額を大幅削減できたこと、BHP Billiton間でWA州Pilbaraの鉄鉱石生産会社の設立に尽力していること、長期的に見て新興市場における金属需要は高まっていくこと等から、Rio Tintoのポジションは悪くないとして楽観的なコメントを発表している。
 なお、2009年8月18日、Rio Tintoは、豪最大のPETボトル生産者で大手包装企業のAmcor社(本社:Melbourneが買収したAlcanのアルミ部門の包装事業を20.25億US$で買収する提案を受けたことを発表した。Rio Tintoは、Alcan資産のうち、米国における食品部門を12億US$でBemis社に売却してきており、こうした資産売却は株主にとって有益とのコメントを発表している。

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