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ニュース・フラッシュ

2009年9月7日 ロンドン フレンチ香織

ザンビア:Chambishi製錬所、DRCコンゴからの鉱石輸送が無いために再開時期を見合す

 8月28日の報道によれば、ザンビアでコバルト生産最大手のChambishi Metals社(英国Enya Holding BVが株式の85%、Zambia Consolidatedが同15%を保有)のCEOは、コバルト価格低迷が原因で2008年12月より操業停止しているChambishi製錬所を、DRCコンゴからのコバルト鉱石出荷が再開するまで操業再開時期を見合すと発表した。一時期、同国Nkana鉱山の堆積スラグ(Slug dump)からの回収により、同製錬所は2009年8月から操業再開の予定であったが、コバルト価格が24 US$/lb以下の状況では経済性が無いと判断し、見合わせている状況である。
 DRCコンゴのKatanga州知事は2009年2月、ザンビア当局との協議後、2007年3月に制定された銅・コバルト鉱石の輸出禁止措置を解除し、2009年2月19日から、「本禁止令は解除され、鉱石輸出は再開されている」と述べていた。しかし、Chambishi Metals社CEOによれば、「買鉱契約にも拘らず、DRCコンゴから鉱石出荷が実際には無い」としている。よって、同社CEOは、「現在は何よりも先ずコバルト鉱石の貯鉱を確保する必要がある」とコメントしている。なお、同社は前年12月に同製錬所を操業停止した際は、2009年のコバルト地金生産量を2,500 tとしていたが、現在は3,400 tへと上方修正している。

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