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ニュース・フラッシュ

2009年9月7日 ジャカルタ 小岩孝二

インドネシア:鉱石等輸出貿易信用状利用義務、適用開始を10月31日まで延期

 インドネシア商業省は、金属鉱石、錫地金等の一次産品輸出に貿易信用状(Letter of Credit:L/C)利用と国内銀行での信用状決済を義務付けたものの8月31日までその適用を猶予していたが、猶予期間を10月31日まで延長すると発表した。この措置は、輸出側と輸入側の長期売買契約条件変更の協議に時間を要しており、これに対応するためとしている。国内銀行での信用状決済の義務付けは、国外エスクロー口座利用を前提とするプロジェクト・ファイナンス利用に制約を与える。これら義務付けの背景としては、天然資源の保全と共に、金融危機後にインドネシア国内から外貨が流出したため、外貨を確実に国内に受け入れたいとの政府の意向があった。インドネシア外貨準備高(月末ベース)は2008年7月には初めて600億US$を超えたものの、10月から2009年2月間は500億US$近辺となっていた。その後は回復傾向を示しており、2009年8月には579億US$となっている。

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