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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年9月14日 ロンドン 竹谷正彦

タンザニア:North Mara金山、閉鎖に直面

 各社報道によれば、9月10日(木)にNorth Mara金山(Barrick Gold Tanzania Ltd.)は、露天掘の排水が許可されなければ、2週間以内に鉱山の閉鎖に直面すると発表した。
 同鉱山では、2009年6月に鉱山の貯水池から鉱廃水が近くの河川に漏出し、河川水質の酸性レベルが上昇、操業許可が取り消された。
 同社によれば、この漏水事故は、地域住民が貯水池の上にあったプラスチック・ライナーを家屋の屋根材に使うために破壊し盗み出したことが原因で、貯水池から鉱廃水が漏出したと説明している。
 同社では、河川への鉱廃水の漏出は否定しないが、破壊行為を行った地域住民が責められるべきものであり、当社が責められるべきものではないとコメントしている。
 エネルギー鉱物資源開発省によれば、河川汚染の原因について調査中であり、また、6月の漏水事故における付託条項について、政府と同社が合意しておらず、今後の見通しはまったく立っていない。
 Raw Material data によれば、2008年のタンザニアの産金量は35tで、その内、同鉱山で6.1tを生産している。

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