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ニュース・フラッシュ

2009年9月15日 シドニー 原田富雄

豪:ABARE、2008/09年度の鉱業分野の輸出・生産実績を発表

 2009年9月10日、ABARE(豪州農業資源経済局:Australia Bureau of Agricultural and Resources Economics)は、2008/09豪年度Q4(2009年4~6月)の鉱物資源に関する報告書(June Quarter Australian Mineral Statistics)を発表した。報告書によれば、2008/09年度(豪会計年度、2008年7月~2009年6月)における鉱物資源の輸出額は前年度比37%増の1,567億A$となった。世界金融危機の影響で、同期間中のA$は対US$比で16%下落したにも拘らず、主力輸出品の一つである鉄鉱石価格は金融危機発生前の2008年4月の価格高騰時に供給契約が結ばれていたことが影響したとしている。
 一方、輸出が比較的好調であった鉄鉱石に比べ、銅、ニッケルなどのベースメタルを含めた非鉄金属価格は19%の下落となり、輸出額全体で見れば対前年度比31%減と大幅な減少となった。また、エネルギーを含めた鉱物資源全体の生産量は、鉄鉱石、金、亜鉛、ニッケル等の減産が響き、対前年度比で1%の減少となった。
 以下、2008/09年度の主要鉱種の動向を記す。

(対前年度:%)
鉱種 輸出量 輸出額 価格
11 ▲14 ▲37
10 ▲21 ▲50
亜鉛 ▲ 2 ▲45 ▲46
ニッケル ▲ 8 ▲53 ▲53
アルミ地金 6 ▲ 5 ▲33
アルミナ 4 4 ▲ 1
15 48 6
鉄鉱石、ペレット 10 67 52
LNG 13 72 52
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