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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2009年9月25日 ロンドン 竹谷正彦

マダガスカル:Soalala鉄鉱床の国際入札、中国企業が落札

 香港株式市場の発表によれば、Hong Kong Wisco Gangxin Kam Wah Resources社(以下、”HKWG社”)が、9月14日にSoalala鉄鉱床の国際入札で、同鉱床の探査権と鉱業権を落札したことを発表した。
 この国際入札は、当初2008年に予定されていたが同年後半以降の金属価格低迷のため2009年に延期されたものであり、入札のあった鉱区は431.25km2で、20以上の国際的な企業が参加し、同社が落札したもの。なお、落札金額については公表されなかった。
 また、同鉱床は鉱量3.6億t、品位Fe 35%で、同国最大級の鉄鉱床で最も経済性があり開発が近いと言われていた。
 HKWG社は、Wisco Kam Hing Resources Ltd.(武漢鋼鐵有限公司(出資比率60%)と錦興国際控股有限公司(出資比率40%)のJV子会社)51%出資とHongkong Guangxin Yuehua Resources Developments Company Ltd.(Guangdong Foreign Trade Group Co.,Ltd.(以下”GF社”)の子会社)49%出資のJVカンパニーであり、武漢鋼鐵は中国中央政府、GF社は広東地方政府のコントロール下にある。
 HKWG社では、早期にマダガスカル政府と契約を締結し、同鉱床の開発に取り掛かり、武漢鋼鐵が中心となって鉱山開発を行う予定である。
 なお、武漢鋼鐵と錦興国際は、2008年にマダガスカルの鉄鉱鉱山開発のための合弁会社を設立し、既に、同国のBekisopa鉄チタン鉱床のFSを終え、2009年中に同鉱床の開発に着手する予定となっており、マダガスカルで積極的な投資を展開している。

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