閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年10月6日 ロンドン フレンチ香織

カザフスタン:ENRC、CAMEC社の株20%を取得

 カザフスタンで傘下に多くの鉄、非鉄(フェロアロイ、アルミ)の鉱山・製錬所及び電力会社を擁するENRC(Eurasia Natural Resources PLC)社は9月23日、アフリカを主体に銅・コバルト生産企業であるCAMEC(本社:London、LSE上場)の株式20%を取得したと発表した。本取引は、20Pence/株で取引され、584百万£(934百万US$相当(1.6 US$/£))に相当する。
 同社の公式HPによれば、CAMECはアフリカ中心の鉱山会社で、銅・コバルト(DRCコンゴの3鉱山に参画)、石炭(モザンビークの探鉱案件1件、南アの探鉱案件1件)、ボーキサイト(マリの探鉱案件1件)、PGM(ジンバブエに1鉱山、南アに探鉱案件1件)の事業を展開している。報道によれば、ENRCは株式取得後、CAMECのDRCコンゴの銅・コバルトプロジェクトへ投資し、約3年間で75千t/年の銅増産を計画している。なお、本増産計画の初期投資額は、約230百万US$(5年間)と見込んでいる。
 本発表の2日後、CAMECは、同社が操業するLuita鉱山(CAMEC権益70%、Gecamines30%)の銅・コバルト増産計画を発表した。同鉱山は2008年11月、銅価の下落及び中国からのコバルト需要の減少により、休山としていたが、2009年4月に銅価の回復により再開した。本増産計画により、2009年2月までにコバルト・カソード(純分99.3%)年産量を3,200t、銅カソード(純分99.8%)を28千tに増産する計画である。

ページトップへ