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ニュース・フラッシュ

2009年10月9日 シドニー 増田一夫

豪:Olympic Dam鉱山の鉱石運搬立坑で事故

 BHP Billiton(以下”BHPB”)は、2009年10月6日午後10時30分頃、Olympic Dam鉱山(SA州)のClark Shaft(立坑)の運搬設備の故障により破損したため、Clark Shaftの使用を一時停止したことを明らかにした。Clark Shaftは全自動化されていたため、この事故による死傷者はいない。現在、事故調査を行っており原因究明には、2週間程度かかる見込みである。
 Clark Shaftは、Olympic Damに2本ある立坑の内の1本で、坑内から地表の選鉱施設へ鉱石を巻上げ運搬するための主要立坑である。現在、残されたWhenan Shaftを使用し鉱石を運搬することで操業を継続しているが、Clark Shaftに比べ小型で、現在の採掘現場から距離的に離れている。
 地元紙によれば、Clark Shaft復旧には、2~6か月を要するものと予想され、その間の生産量は80%減、収入は最大700百万A$の減と見られている。操業停止が6か月間に及ぶ場合、税引前収益は約280百万US$の損失となるが、これはBHPBの半期同収益の約3%にしか過ぎないため、2009年の収益には大きく影響しない見通しである。

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