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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年10月13日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Los Bronces銅山拡張工事及び周辺探鉱の近況

 10月8日付け地元業界紙によると、Anglo Americanがチリ首都圏州に操業するLos Bronces銅山の拡張工事が順調に進捗している。同山での設計作業の進捗は80%以上で、既に施工フェーズに移行した。
 拡張ベースでの生産開始は2011年Q4の予定である。
 Los Broncesの2008年産銅量は235,792tであったが、拡張プロジェクト終了後はマインライフが30年となり、拡張当初3年間の年産銅量は490,000t、その後10年間は415,000tの計画である。拡張によりLos Broncesは、世界で第5位の銅山となる。キャッシュコストは0.70 US$/lbが見込まれる。
 Anglo Americanは7月、Los Bronces周辺に把握されているSan Enrique Monolito、Los Sulfatos両鉱床の探鉱結果を公表したが、これによりLos Broncesは更に拡張余地があり、マインライフを大きく延長できるポテンシャルを有することが判明した。
 両鉱床のJORC推定資源量は、次のとおり:
San Enrique Monolito鉱床量9億t、品位Cu:0.81%、品位Mo:0.02%
Los Sulfatos鉱床12億t、品位Cu:1.46%、MO:0.02%
同社によると、これらの資源量をLos Broncesの資源量に付加して開発するため、両鉱床についてブロックケービングによる坑内採掘に基づく予察的経済評価を既に実施したとのことである。

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