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ニュース・フラッシュ

2009年10月13日 調査部 渡邉美和

中国:再生金属の生産量は2015年に1,110万tと倍増の計画

 現地報道によると、中国有色金属協会再生金属分会は、『2009~2015年再生非鉄金属利用計画』の策定が進められつつあり、2015年には主要非鉄再生金属生産量は、現在より倍増し、1,110万tとなる見通しであることを明らかにした。
 2008年の主要非鉄再生金属生産量は530万tであった。2009年H1は251万tであるが、その内、銅とアルミは各々95万tと120万tであり、2009年通期は、2008年度並みか、それをやや上回ると予想されている。
 『2009~2015年再生非鉄金属利用計画』によれば、2015年に主要非鉄再生金属生産量は1,110万tとなる見通しで、その内、再生銅380万t、再生アルミ580万t、再生鉛150万tである。再生金属が2015年の精製金属生産量計に占める割合は、各々40%、30%以上となっている。
 再生金属のコスト優位性から設備増設も盛んで、2009年は再生非鉄金属の生産能力は120万t増加すると計画されている。その内、再生銅の生産能力は40万t、再生アルミは50万t、再生鉛は30万tとなっている。ただ、王恭敏再生金属分会長は、原料スクラップ量の制限があることを指摘し、盲目的に生産能力を拡大することには警鐘を鳴らしてもいる。

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