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ニュース・フラッシュ

2009年10月20日 ロンドン 竹谷正彦

DRCコンゴ:Tenke Fungurme プロジェクトは鉱業権の見直し期限切れ

 各社報道によれば、Freeport McMoRan社(本社:米AZ州Phoenix、以下“FCX”社)が中心となって開発してきたTenke Fungrme銅山プロジェクトの鉱業権の見直しは、交渉期限の10月11日までに決着しなかった。今後、この契約更新問題について、2週間以内にDRCコンゴ閣議に付されることとなった。
 同プロジェクトの現在の持分権益はFCX57.75%、Lundin Mining(本社:加Toronto)24.75%、Gecamin(DRCコンゴ政府)17.5%であり、FCXでは既に同プロジェクトに20億US$を投入していた。
 同政府は、1998~2003年間の内戦による混乱期に締結された鉱業契約が不平等であるとし、2007年初めから見直しを行っており、DRCコンゴ政府は、同プロジェクトの権益比率を17.5%から45%に増率することを要求していた。
 今回の鉱業契約見直しでは61件の鉱業契約が見直され、同プロジェクトの当初の見直し期限とされた8月では決着せず、10月まで延期され一番最後まで残っていた。今回の見直しのうち、鉱業権が取消されたプロジェクトとしてFirst Quantum Minerals Ltd.(本社:加Vancouver)のKingamyambo Musoni Tailingプロジェクトがあり、今後、裁判に持ち込まれる可能性がある。また、今回更新された鉱業契約の内、25プロジェクトは、2009年12月末がFS終了期限となっており、FSが終了しない場合には鉱業権が取消される恐れがある。

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