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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2009年10月20日 シドニー 原田富雄

豪:中国鉄鋼最大手Baosteelの投資に関する承認が遅れる

 2009年8月、中国鉄鋼最大手のBaosteel(上海宝鋼集団)は、鉄鉱石鉱業の中堅企業であるAquila Resources社(本社:豪WA州Perth)に対して285.6百万A$(265百万US$)を出資し、同社株式の15%を取得すべくFIRB(豪外国投資審査委員会)に対して承認申請を行っていたが、FIRBの定める標準的処理期間である30日以内に審査が終わらないとして、承認審査を再提出するよう求められた。
 FIRBは、再提出の理由について詳細説明は避けているものの、BaosteelはこれまでRio TintoやFortescue Metals Groupなどの豪州鉄鋼大手とのJV事業に投資してきたが、豪州企業の株式取得が初めてであること、同社が2010年8月まではAquila Resources社の株式の19.99%を超えて保有しないという条件を付されているため、豪州の国益の観点からこれらの条件を注意深く審査していることが背景にあると見られる。

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