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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2009年10月23日 バンクーバー 村上尚義

米:Teck、AK州Red Dog亜鉛・鉛鉱山を拡張

 TeckはAK州北西部に位置するRed Dog亜鉛・鉛鉱山の拡張のため、現在の露天掘に隣接するAqqaluk鉱床の操業に関する許認可を申請中である。同山は、現状では2011年に鉱量が枯渇する。Aqqaluk鉱床は1996年に発見され、埋蔵量51.6百万t、品位 Zn 16.7%、Pb 4.4%で、開発・操業に至れば、マインライフを2031年(20年間)まで延長が可能となる。
 開発・操業のため、連邦及び州政府から取得すべき許認可の主なものとしては、[1]U.S. Environmental Protection Agency(米国環境保護庁)から鉱廃水の排出許可、[2]U.S. Army Corp of Engineers(米国陸軍工兵隊)から湿地埋立て許可を取得しなければならない。米国環境保護庁は、2年間の調査の結果、2009年10月9日にAqqaluk鉱床の開発・操業に係る鉱廃水の排出を承認する見込みであると表明している。同様に湿地埋立ても承認される見通しである。承認後は、30日間の民間意見調査期間と、それに引き続く行政訴訟期間を経て、正式な許認可となる。
 Aqqaluk鉱床の開発・操業に関してはNANA先住民公社や地元住民が合意していることもあり、Teckは2010年早々に開発に着手したいとしている。

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