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ニュース・フラッシュ

2009年10月26日 ロンドン フレンチ香織

南ア:鉱業による水質汚染問題に対処して連邦用水法の改正を検討

 9月後半~10月上旬の間、業界紙では、南アの鉱業による水質汚染の問題が多く取り上げられていた。例えば、10月12日と13日、Gauteng州とMpumalanga州地域で起こった暴力的なデモは、政府が安全な用水を供給できていないという主張が一つの要因であると報じられている。また、前・鉱業相で現・水質管理・環境相であるSonjica女史は、10月11日、「Mpumalanga州は、鉱業活動によって水資源の持続性が脅威とされており、また、閉山に伴う酸性坑廃水の流出に関しても、今後は特に注意すべき」と発言していた。加えて、9月29日のSonjica大臣の議会発言によれば、南アでは約104鉱山が、水利用許可 (Water Licence) 無しに鉱山活動を行っており、特に、Limpopo周辺では32鉱山、南ア北西部では29鉱山が、水利用許可無しに稼動している模様である。
 10月11日付け地元紙等によれば、Sonjica女史は、連邦用水法(The National Water Act)を改正し、特に鉱業部門に対してより厳しい罰金や罰則を課することを検討している。同大臣は、「南アでは現在、汚染者負担の原則が十分に徹底されていないために、多くの鉱山企業が水質汚染を引き起こしており、また、不法の水利用者が多く存在している」と主張している。

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