閉じる

ニュース・フラッシュ

2009年11月5日 リマ 山内英生

ペルー:政府はRio Blancoプロジェクト近傍に陸軍基地設置を検討

 Quesquen首相は、3名の死者が発生したRio Blanco銅・金プロジェクト襲撃事件を受け、紫金鉱業集団公司の幹部、エネルギー鉱山大臣、Piura県知事等が出席した閣議において、政府が同プロジェクト近郊において陸軍基地設置を検討している旨を明らかにした。
 襲撃を行った犯人グループについて、CONFIEP(ペルー経団連)は違法麻薬組織であるとの見方を示しているが、麻薬問題専門家は、違法麻薬組織と鉱業活動はペルー国内の様々な地域で共存しているとしたほか、同プロジェクト地域はペルーからエクアドルへの歴史的な麻薬流通ルートではあるが、鉱山への攻撃が行われたことは無いとコメントした。別の専門家も、麻薬組織は警察と対立するのが本来の構図であり、鉱山企業への襲撃には疑問を呈した。
 一方、反鉱山活動を行っているNGO『北部国境地域持続開発戦線』の代表らは、Rio Blancoプロジェクトは違法な形で活動を行っていることから、同組織とプロジェクトの関係は良好ではないものの、襲撃には関与していないとコメントした。
 現場では警察による捜査が継続されている。

ページトップへ