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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年11月23日 ロンドン フレンチ香織

シエラレオネ:新鉱業法案が議会通過、ダイヤモンド・金のロイヤルティを増加

 業界誌等によれば、シエラレオネでは11月、新鉱業法案(Mines and Minerals Act 2009)が議会を通過した。本法によって、鉱山企業は、純収益の0.1%を同国の地域社会開発イニシアチブに拠出するよう義務付けられる。また、本法によって、ダイヤモンドのロイヤルティ率は5%から6.5%に、また、金やその他貴金属に関しては4%から5%に引き上げられる。本法の目的は、国内の汚職の改善、そして1991~2002年までの内戦が阻んでいた同国の鉱業投資機会を解除するためとしている。
 同国野党のSLPP(Sierra Leone People’s Party)は、本案に関する官報が一回しか発行されなかったとして、手続上の不満を述べる。一方、鉱業・総裁省(Minerals and Presidential Affairs)のAlpha Kanu担当官は、「本法によって、全ての鉱山企業が地域社会の開発支援に貢献し、鉱山労働者の健康や安全、そして環境を保護できる」としての期待を示している。
 本発表から数日後、ガーナもロイヤルティ率を倍増する計画を発表。なお、シエラレオネ及びガーナは、ECOWAS (西アフリカ諸国経済共同体=Economic Community of West African States)の加盟国で、2008年H2より、同共同体はOxfam Americaの協力の下、ECOWAS加盟国の鉱業法に統一基準及び規程を提供するための、新鉱業コードを草案している。

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