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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2009年11月24日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:CAPは海水淡水プラント建設によりAtacama鉄鉱石拡張計画を

 11月17日付け地元業界紙等によると、チリの鉄鉱石・鉄鋼メーカーであるCAPは、チリ第Ⅲ州Copiapo に近いPunta Totoralillo海岸のCalderaに、248百万US$を投じた海水淡水化プラント建設に関するEIS(環境影響評価書)を提出した。
 2012年中頃までの操業開始が予定されている同プラントは、CAPのCerro Negro Norte鉄鉱石プロジェクトに必要な用水の50%を供給すると同時に、この地域の他社鉱山にも工業用水を供給する。
 同プラントの初期処理能力は、200~400L/秒で、必要であれば600L/秒まで拡張可能である。Cerro Negro Norteプロジェクトは、CAPのAtacama鉄鉱石プロジェクトの第2フェーズに相当し、4百万t/年の鉄精鉱を生産する計画である。
 米国FCX(Freeport-McMoRan Copper & Gold)が操業するCandelaria銅山の尾鉱からの磁鉄鉱回収プラントが第1フェーズであり、平均品位Fe 68%の鉄精鉱の年産量 3百万tが計画されている。CAPによると、初期設備投資額が270百万US$で、2009年一杯は第1フェーズ操業開始の正式許認可待ちの状態である。
 第2フェーズのCerro Negro Norteについては詳細設計中で、2010年に完了後、500百万US$の資金調達法の目処を得た後、役員会の正式承認を得るとのことである。

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