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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ レアメタル
2009年11月30日 バンクーバー 大野隆幸

加:プラチナ価格の急伸がMarathon社のプロジェクト開発に拍車をかける

 地元紙等によるとMarathon PGM社(本社Toronto、以下“Marathon”)は2009年11月24日の記者会見で、昨今のプラチナ価格の急伸とMarathon PGM・銅プロジェクト(ON州北西部)に関するFS調査の好結果を発表し注目されている。Marathon社は、今回のFSの結果、CAPEXを92百万C$削減することに成功した。同社のPhillip Walford CEOは、「採掘・選鉱計画の見直しにより、PGM及び金の生産計画を拡張し、コストをあらゆる面で削減し、可能な限り最適化した。プラチナ、パラジウムは、自動車触媒に不可欠な素材で、プラチナ需要の約60%を占めている。2008年秋以降の米国自動車業界の経営難が、プラチナ価格暴落の一因となり、それまで2,000US$/ozを超える高水準値であったものが、一時800US$/oz台まで下落した。パラジウムも同様である。2009年明け以降、各国政府による販売支援策の効果もあり自動車の生産、販売が改善されたことで、プラチナは1,400US$/ozを超えるまでに回復した。特に今や世界最大の自動車生産国となり排ガス基準の改善を行っている中国がこの回復を後押ししている。一方、PGM供給面においては、南アとロシアが主要生産国であるが生産懸念がつきまとう。Marathonのプロジェクトは2013年までに生産開始の予定であるが、今後最大の課題は、資金調達にあり、JVパートナー、株式、借入金、あるいはロイヤルティやオフテイク契約の組み合わせによって可能となる。また、中国やインドのようなプラチナ需要が拡大する国々からの投資資金も期待できる。」

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