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ニュース・フラッシュ

2009年12月2日 リマ 山内英生

エクアドル:鉱業活動が徐々に始動

 エクアドルでは、鉱業法一般施行細則が11月16日に制定され、鉱業活動が除々に動き始めている。
 Cesár Espinosa鉱業会議所会頭は、2008年4月の鉱業活動停止措置により、鉱業分野で約10,000名の失業者が出たが、少しずつ復帰していると述べた。また、一般施行細則では、全ての鉱業活動について、環境省のライセンスと水源局の水資源利用許可取得が義務付けられているが、一部の大手企業がその手続を開始していると述べた。
 Germánico Pinto有限天然資源相は、鉱区を保有する大手企業はプレFSを終了しておらず、その後のFS、環境ライセンスの取得、採掘契約書締結のプロセスなどで、商業ベースに乗るまでに、2~3年が必要との認識を示した。また、Morona Santiago州とZamora Chinchipe州に鉱区を保有するEcua corrienteS.A.(本社:Quito)は、Mirador、Panantza、San Carlos鉱床において、既に初期探鉱に80百万$を投資しているが、商業生産までに更に1,700百万$の投資が必要と述べた。零細・小規模鉱業においても、環境省のライセンスが義務付けられており、環境保全意識が高まり鉱業活動が再開されつつあるものの、水・残渣処理などのコストが加わるため、鉱業活動再開を見合わせている業者もあると説明した。

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