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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2009年12月12日 バンクーバー 村上尚義

米:Barrick GoldのCortez Hills金山開発プロジェクトについて、追加の環境調査実施を命じられる

 Barrick Goldは12月4日、NV州北東部に所有するCortez Hills金山開発プロジェクトについて、米連邦高裁から米国内務省土地管理局(U.S. Bureau of Land Management)による追加の環境調査実施を命じられたと同社ホームページ上で発表した。
 米国内務省土地管理局は2008年にCortez Hillsの開発・操業許可申請を行っていたが、環境団体及び先住民グループが開発・操業計画とその審査結果を不服として米連邦地裁に告訴していた。しかし2009年1月に米連邦地裁は、同プロジェクト実施を許可する判決を下した。その後、同じ環境団体及び先住民グループが米連邦地裁の判決を不服として上告した。
 米連邦高裁は米国内務省土地管理局が追加の環境調査を実施する間、米連邦地裁に対して差し止めによる救済を検討するように命じており、Barrick Goldは追加の環境評価が実施されている間のCortez Hills金山の操業休止か継続かについて、米連邦地裁の判断を待たなければならない。同社は、現時点で、差し止め命令の影響や、大部分が終了している同鉱山の建設工事への影響を予測することは早過ぎとしており、露天堀操業の遅延は止む無しとしながらも、坑内操業生産量を増加させる意向でいる。また、同社は、米国内務省土地管理局に協力して早急に追加の環境調査を終了させるとしている。
 同鉱山は2009年初めから露天及び坑内採掘により生産を開始しており、2010年Q1には坑内からの生産量を増加させ、年産金量100万oz(約31t)の本格生産を開始する予定だった。

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