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ニュース・フラッシュ

2010年1月7日 リマ 山内英生

ペルー:La Oroya製錬所、操業再開に見通し立たず

 Doe Run Peru社は、資金繰り悪化により2009年半ばから操業を完全停止しているLa Oroya製錬所について、融資を確保できないことを理由に1月27日に予定されていた操業再開を延長する旨を発表した。同社のMogrovejo副社長は、1月末までの操業再開は困難とし、出資可能性があるとされる企業らと交渉を続けているほか、後日、新たな操業再開予定日を発表する旨をコメントした。
 Doe Run Peru社は、PAMA(環境適正化計画)に対する150百万US$の投資義務のほか、債権者企業には110百万US$の債務を負っている。また、2009年10月に期限を迎えたPAMAは、国会によって30か月の延長が承認されている。
 一方、ペルー鉱業石油エネルギー協会のFlury会長は、1月31日までにDoe Run Peru社が操業再開及びPAMA実施に対する融資を確保出来ない場合、同協会から除名処分とする可能性に言及した。
 操業開始延長の発表を受け、La Oroya製錬所の労働者らはデモによる抗議行動の実施を発表している。
 Doe Run Peru社は、La Oroyaに存在する唯一の大規模企業であり、雇用人数は2万人に上る。

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