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ニュース・フラッシュ

2010年1月22日 リマ 山内英生

ペルー:鉱業環境監査、6か月以内に環境省管轄機関へ移行

 政府及び環境省は、1月21日付けで最高政令(DS.001-2010‐MINAM)を発布し、鉱業に対する環境監査業務や、環境規定違反への罰則適用等の権限を、OSINERGMIN (エネルギー鉱業投資監督庁)からOEFA (環境省管轄の環境評価監査局)へ、6か月以内に移行すると発表した。
 今後、OSINERGMIN及びOEFAの各機構から任命された10名の代表者による委員会が、移行作業を実施する。
 本政令の発布を受けて、OSINERGMINのDammelt局長は、同機構は、これまで3年間に亘る鉱業監査において、244件、総額12.8百万US$に及ぶ環境規則違反の罰金を課したが、この内、実際に支払われた額は28%に過ぎないことを明らかにしたほか、同機構に対して河川や渓谷の水質、廃さい堆積場、非合法的鉱業活動への監視を優先するよう助言した。
 また、両組織の業務内容が重複することに懸念を表明し、OSINERGMINが今後も鉱業保安等に関する監督業務を継続するか否かについて、政府は、より明確に示すべきであるとした。
 なお、電力及び石油・天然ガス事業に対する環境監査業務は、12か月以内にOEFAへ移行されることが定められている。

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