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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2010年2月1日 ロンドン フレンチ香織

英:Anglo American、亜鉛資産売却額として10億US$以上を期待

 アナリストによれば、Anglo American(以下“AA”)は、同社が有する亜鉛鉱業資産を売却することによって、10億US$以上の売却益を期待している。同社のアドバイザー銀行は現在、2010年2月上旬までに売却した際の売却益を計上している模様。AAの報道官は、「ステークホルダーが最大の利益を得られるように、タイミングを見計らって亜鉛事業を売却する」と述べていた。
 同社は2009年10月22日、コスト削減のために組織改編とノンコア資産の売却を行った。売却するノンコア事業としては、子会社のScaw Metals、Copebras、Catalao、そして亜鉛資産が対象とされていた。同社が有する亜鉛資産には、アイルランドのLisheen亜鉛鉱山(権益100%保有、2008年の亜鉛生産[精鉱中金属含有量]160千t)、ナミビアのSkorpion亜鉛鉱山(権益100%保有、同145.4千t)、南アのBlack Mountain亜鉛鉱山(権益74%保有、同27.9千t)及びGamsberg亜鉛探鉱プロジェクト(権益74%保有)がある。Black Mountain鉱山及びGamsbergプロジェクトの残り26%の権益を有する南アBEE企業Exxaro社も、AAの売却と同時に、両プロジェクトの権益を売却することを検討している。なお、LME亜鉛価格(セツルメント価格)は、1月初頭は2,600 US$/t以上と好調であったが、2月1日現在は2,100 US$/t台へと低下傾向にある。

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