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ニュース・フラッシュ

2010年2月15日 リマ 山内英生

ボリビア:政府、Quiborax社の訴えに対し弁護団を組織の構え

 ボリビア政府は、チリのQuiborax社が同政府を相手取ってCIADI(国際投資紛争解決センター)に起訴したことに対し、弁護団を組織するため一連の外国弁護士事務所に招聘を行った。
 Quiborax社は、2004年6月、ボリビアの鉱業・炭化水素省が同社に付与していたウユニ塩湖におけるウレキサイト採掘のコンセッションを取り消したことを受け、ボリビアに対する仲裁をCIADIに求めたものであり、CIADIは2006年2月に同社の訴えを受理している。
 ボリビア法務省は、Quiborax社がボリビアを相手取って起した投資紛争仲裁の訴えについて、法的なアドバイスや弁護をサポートする外国の司法専門家を招きたいとし、外国弁護士事務所からのオファーを待つとしている。
 ボリビア政府は、コンセッション取り消しについて、「環境法規の不履行と、コンセッション時の土地付与に際した不備が理由である」としている。

※ウレキサイト(※)(和名:曹灰硼石、組成:NaCaB5O6・5H2O)海岸や塩湖など乾燥した地帯にみられる結晶状の鉱物であり、セラミックやガラス、化学肥料などに利用されている。
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