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ニュース・フラッシュ

2010年2月16日 ロンドン フレンチ香織

英:Anglo Platinum、De Beersが株主割当発行(Rights Offering)を発表

 2月8日、Anglo Platinum(本社:Johannesburg、JSE上場)が、125億(ZAR南アRand:16億US$相当)の株主割当発行を行うと発表した。同社株79.72%を有するAnglo Americanはそれを支持する姿勢を示し、Anglo Americanは引受け権利を有する新株79.72%(13億US$相当)のみならず、残りの新株の引受けにも合意した。Anglo Platinumの新株発行の主な目的は、負債の削減と言われており、市場アナリストの間では、これによって、同社の負債額が193億ZARから68億ZARまで軽減できると推測されている。
 このニュースに続いて、De Beers(本社:Johannesburg)が、40億US$の負債を軽減するために、10億US$の株主割当発行を発表し、Anglo Americanは2月11日、同社が購入権を有する新株45%(4億5千万US$)を購入することを誓約した。なお、本株式発行の最終決定は、2009年12月31日までのDe Beersの2009年次財務報告後に行われたもので、Anglo Americanは、De Beer社から、利息・税控除前で64百万US$の営業利益を得たと報じられたところであった。
 英国の市場アナリスト等は、債務を株式発行へ変換する決定は、現在の鉱業界の一般傾向となってきており、金融危機以降の銀行の貸し渋りが続く間は、今後も株式発行が続くと予想している。なお、この新株発行の発表により、Anglo Platinumの市場株価は6.5%上昇。2月第2週、資源メジャー各社の2009年12月期の決算速報が相次いだが、Anglo Americanに関しては、2月19日を予定している。

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