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ニュース・フラッシュ

2010年3月1日 ロンドン 萩原崇弘

露:Rusalが2009年生産状況を発表、アルミ生産11%減

 アルミニウム世界最大手UC Rusalが2009年の生産状況について発表したところ、アルミについては、前年比11%減の394.6万t、また、アルミナ、ボーキサイトについては、それぞれ前年比36%減の727.9万t、前年比41%減の1,130万tとなったとのことである。
 アルミの減産理由は、生産効率の低かった製錬所について生産の一時停止を行ったためであり、具体的には、ロシア国内のNovokuznetsk製錬所(前年比28%減)、Bogoslovsk製錬所(同37%減)、Urals製錬所(同39%減)に加え、ウクライナのZaporozhye製錬所が一時停止の対象となったとのことである。
 また、同社はアルミナの減産理由として高コストのアルミナ精錬設備の生産減少を、ボーキサイトの減産理由として需要の減少を各々挙げている。
 なお、2009年8月にシベリア南部に位置するロシア最大の水力発電所Sayano-Shushuenskayaで発生した事故の際には、Syanogorsk(53.7万t/年)及びKhakas(30万t/年)の製錬所が50万tの生産減少の影響があり得るとされたが、各々の減産率は1%及び0%に留まり、事故の影響はほとんど無かった模様である。

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