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ニュース・フラッシュ

2010年3月2日 ロンドン フレンチ香織

南ア:ロイヤルティ法を3月1日より適用

 鉱業誌によれば、南ア財務省は、2010年3月1日にロイヤルティ法の適用を施行した。
 同法におけるロイヤルティ率の計算方法は、総売上高に比率をかける方法に基づいており、製錬された鉱産物に対しては最大5%、製錬をしないで輸出する鉱産物には最大7%のロイヤルティとされている。
 南アのロイヤルティ法に関しては、2003年に法案が提出されて以来、議論・修正が続いていた。2008年11月にMineral and Petroleum Resources Royalty Act(2008)が承認され、当初2009年5月1日に施行される予定であったが、前年の経済不況及びコモディティ価格の急落により、2010年3月まで延期された。今回、同国財務省は、世界需要の回復、US$安、コモディティ投資の増加により、今後はコモディティ価格が上昇、また、中国の需要が増加すると予想し、予定どおり3月に適用した模様。
 他方、2月17日に同国財務省が2010/11年度の予算案を発表した際は、同法には、非法人の共同事業の取扱い方、SARS(South African Revenue Service)及びDMR(鉱物資源省)間の情報管理方法、所得税との兼ね合い、特殊な鉱物に対する適用法等に関して不明瞭な点があると指摘されている。同省は「これらに対応するためにも、近日には補正案が提出されるであろう」と述べている。
 なお、この適用によって、鉱山会社は2010年1月29日までにSARSに登録することが求められていた。税制アドバイザリー会社によれば、数社はSARSへ期限までに登録を完了しておらず、今後、財務省またはSARSが、期限後の登録に対する対処法を策定するであろうと示唆していた。
(※SARSの登録に関する参照先:http://www.sars.gov.za/home.asp?pid=52683)
(※ロイヤルティ法の原文:http://www.treasury.gov.za/legislation/acts/2008/Royalty%20%20Act%20%2028%20of%20%202008.pdf)

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