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ニュース・フラッシュ

2010年3月2日 リマ 山内英生

ペルー:La Oroya製錬所、Glencoreの融資により操業再開の見通し

 資金繰り悪化により、長期間La Oroya製錬所の操業を停止しているDoe Run Peru(本社:Lima、Doe Run(本社:米MO州St.Louis)の100%子会社)は、Glencore(本社:スイスBaar)から操業再開に必要な資金の融資を受ける旨を合意し、同社とLOIを締結した。
 Doe Run PeruのMogrovejo環境対策部長によれば、Glencoreから同社に提供される操業資金は約100百万US$に上るほか、PAMA(環境適正化計画)に必要な投資の一部を支援する見通しである。一方、Doe Run PeruはGlencoreに対し、融資に対する保証としてCobriza銅・亜鉛鉱山等を提示した。
 また、GlencoreとDoe Run Peruは交渉委員会を設立し、2009年6月の操業停止以前にLa Oroya製錬所に精鉱を出荷していた25社との交渉を実施する。Mogrovejo部長は、これら企業との交渉を4週間以内に完了させ、4月には操業を再開するとの見通しを示している。
 ただし、同部長は、合意はあくまでもLOIの段階にあり、GlencoreのDoe Run Peruに対する支援の詳細は今後決定されるとしている。
 Doe Run Peruは、国会によって定められた期日である7月27日までに操業を再開する義務を負っている。

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