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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年3月16日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Los Pelambres銅山拡張プロジェクトの正式認可は2010年Q2

 3月9日付け地元紙等によると、チリLuksic グループのAntofagasta plc (本社:英London)は2009年決算報告において、当初2010年Q1末を予定していたチリ第Ⅳ州Los Pelambres銅山の投資額10億US$の拡張プロジェクトの正式許可は、2010年Q2に下りる見込みであると発表した。
 同社CEO Marcelo Awad氏は、2月27日のチリ地震の影響で、拡張プラントでの追加生産のために必要となる電力供給の施設の修理が必要となったと語った。また、Q2にプラントは日産175,000tの鉱石処理を予定していると付け加えた。
 しかしながら、プラントは2010年H1にこのレベル以上での操業が期待されており、それを踏まえ2010年の銅生産量は対前年比30%増の407,000t、モリブデンについては対前年比22%増の9,500tが見込まれている。Antofagasta全体の2010年銅生産量(予算上)は対前年比22.7%の543,000tである。
 またAwad CEOは、23億US$を投資するEsperanzaプロジェクトについて、2010年末までの建設終了及び操業開始の正式承認に向けスケジュールどおりに進んでいるが、地震で被害を受けた地域で組み立てている鋼材があり、その供給に影響が出るかもしれないと語った。Esperanza銅山が生産開始した場合、2011年のAntofagastaの銅生産量は700,000tを超える。
 Esperanzaは年間銅精鉱を714,000t生産し、これには銅191,000tと金6.6tが含まれる。モリブデン生産は2015年からの予定で、10年間に亘り年間2,000tが生産される。2009年の開発投資額は716百万US$で、開発開始からの投資額合計は12.2億US$と見込まれている。

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