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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年3月30日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:Chquicamata銅山の生産量は今後3年間で1/3減少との予測

 3月25日付け地元紙等によると、CODELCO Norteディビジョン労組は、チリ北部第Ⅱ州Chuquicamata鉱山の銅生産量が今後3年間で1/3減少することが予測されると述べた。「次の3年間で、Chuiquicamata鉱山は1年間の銅生産量と同等量の生産を中止する。CODELCO経営者側と、生産量低下による雇用削減を回避する対策を議論する委員会を共同で立ち上げた」と同労組は発表した。
 CODELCOは、Chuiquicamataの露天掘を操業とすることを以前発表した計画より2年延長し2020年まで検討中である。これは、露天掘機械調査の結果で、報告書には「鉱山生産の不安定性の問題について解決された」とまとめられている。露天掘延長は、Chuiquicamata鉱山の坑内採掘への移行プロジェクトにより多くの時間を割くことを目的としている。
 CODELCOの複数の役員は、本件に係わる決定は2010年中頃に下されるであろうと述べた。坑内採掘への転換プロジェクトには19億US$の投資を見込んでおり、現在、Conama (環境委員会)が審査中である。
 CODELCO最大のChuquicamata鉱山は、露天掘対象鉱量が10年後には鉱量枯渇となるため、坑内採掘による生産延長を図っている。坑内採掘では年間340,000tの銅生産が期待される。Chuquicamata鉱山の正式な生産量は公表されていないが、CODELCO Norteディビジョンの2009年産銅量は875,000tで、その内Radomiro Tomic銅山分が307,600tである。
 残りのマインライフが2~4年のMina Sur鉱床の生産終了対策についても議論される予定のCODELCO経営者例と労組との合同委員会は、労使間の賃金交渉の場でもあった。2010年1月の賃金交渉の結果、600名の組合員は4%の賃金アップ、119万Peso(2,300 US$)のボーナス、300万Peso (56,200 US$)までの無利子融資を獲得し、労働契約の期限は38か月まで延長された。

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