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ニュース・フラッシュ

2010年4月12日 シドニー 増田一夫

インド:インド政府は豪州政府にウラン輸出を強く求める

 2010年4月6日付の地元紙等によれば、インド政府は豪州政府に対しウラン輸出を強く求めていると報じた。インドのAnand Sharma商工大臣は地元紙等に対し、インドへのウラン輸出は、前Howard政権時に約束されたことであり、現Rudd政権がその約束を守らない理由が理解できない。Rudd首相は気候変動対策を重要と考えるのであれば、インドの化石燃料依存度を減らすためには、なおさら、インドへのウラン輸出を認めるべきだと語った。豪州政府は前Howard政権時に、インド政府に対し、国際原子力機関(IAEA)との間の保障措置協定等を条件にウラン輸出を認めると決定したが、現Rudd政権では、インド政府が核拡散防止条約(NPT)に署名していないことを理由に、インドへのウラン輸出の決定を取り消した。
 インドでは、エネルギー需要の50%以上を石炭に依存しており、世界第3位の石炭生産国である一方で石炭輸入国でもあることから、2009年の豪州からインドへの石炭輸出額は67億A$と過去最高を記録するなど、豪州へのエネルギー・鉱物資源分野の投資が増加している。インド及び豪州両政府は、投資促進のため、エネルギー・鉱物資源フォーラムを2010年5月にパースで開催する予定である。

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