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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年4月12日 リマ 山内英生

ペルー:Xstrataの銅プロジェクト進行状況

 Xstrataのペルー南部支社Marun操業副部長は、Las Bambas及びAntapaccay銅プロジェクトが開発に向けた準備の最終段階にあることを明らかにした。
 また、両鉱山の生産が開始されれば、Xstrataの銅生産量の60%を占めるようになることからも、同社にとって、両プロジェクトは重要度が高いとし、今後5年間の同社の鉱業投資総額7,000百万US$のうち、5,700百万US$がこれら2つのプロジェクトに投じられる計画であると述べた。
 このうち、Antapaccay銅プロジェクト(Cusco県)は、同社が操業するTintaya鉱山の南西10 kmに位置しており、投資総額1,500百万US$で、埋蔵量720百万t、Cu品位0.56%、年間銅生産量160千tとなっている。同部長によれば、Xstrataが2006年にBHP BillitonからTintaya鉱山を買収した際、Tintaya鉱山は既に減産段階に入っていたことから、Antapaccayプロジェクトが早急に進められ、2009年10月にはF/Sが完了し、2010年7月の環境影響評価(EIA)承認を目標としている。更に、2010年第3四半期に建設を開始し、Tinaya鉱山が操業を終了する2012年末の生産開始が計画されている。なお、同地区内で別のCoecohuaycoプロジェクトも進行中である。
 一方、Las Bambas銅プロジェクト(Apurimac県)は、投資総額4,200百万US$で、埋蔵量1,136百万t、Cu品位0.77%、年間銅生産量400千t、モリブデン5千tが計画されている。環境影響評価(EIA)は未だエネルギー鉱山省に提出されていないが、2011年初頭までにEIAの提出・承認及び同社経営陣の承認を受け、同年第3四半期に建設を開始、2014年下半期の操業開始を計画している。
 なお、Antapaccay及びLas Bambas両プロジェクトは、150 kmの近距離に位置することから、15%のコスト削減が見込まれている。

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