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ニュース・フラッシュ

2010年4月13日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:2009年探鉱費の半分以上が操業鉱山周辺に集中

 4月6日にサンティアゴでCESCOが開催した第3回国際探鉱フォーラムにおいて、Metals Economics Group(MEG)のMichael Chender CEOは、2009年の探鉱費が30百万US$以上の世界40か国のうち、唯一チリだけがその探鉱費の半分以上が現在操業している鉱山周辺に集中したと述べた。
 Chender氏は、チリの2009年探鉱費の52%が操業鉱山周辺の既存鉱床や衛星鉱床を対象とした探鉱に支出され、これはチリでは探鉱の70%以上が大手鉱山会社により実施されたことと調和すると述べた。
 また、2009年の中南米での探鉱費シェアはペルー 25%、メキシコ 20%に次ぎ、チリは18%の第3位であった。2009年の世界での地域別の探鉱費シェアは中南米が26%で、第1位であった。また、2010年1~2月の2か月間で新鉱床発見が発表された81件のうち26%は中南米での発見であった。
 世界の探鉱費合計は2008年の126億US$から2009年は73.2億US$となり、最近20年間で最も大きな減少となった。しかしながら、中南米は2009年探鉱費が2008年よりも増えた唯一の地域で、これは大手鉱山会社の探鉱に牽引された結果である。
 Chender氏は、2010年の世界の探鉱費はジュニア探鉱会社の予算増により2009年より35~40%増えると予測している。

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