閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
アルミニウム/ボーキサイト
2010年4月13日 シドニー 原田富雄

豪:BHP Billitonのアフリカにおけるアルミニウム事業

 2010年4月9日、西アフリカのギニアにおいてJV企業のGuinea Alumina Corporation S.A.(BHP Billiton 33.3%、Global Alumina 33.3%、Dubai Aluminium 25.0%、Mubadala Company 8.3%の権益比率)が開発中のSangaredi Aluminaプロジェクト(ボーキサイト鉱山(年産9万t)及びアルミナ製錬所(年産3万t))について、昨今のアルミナ及びアルミニウム市況回復を受けて、BHP Billitonは年内にも開発に向けた投資を開始するものと地元紙等が伝えている。BHP Billitonは2007年4月に140百万US$でトロント証券市場に上場するGlobal Aluminaから権益を取得、開発事業にはこれまで625百万US$が投じられ、鉱山開発に伴う村落の移転、道路、港湾の開発が進められている。生産増強に向けたBHP Billitonの2010年度の投資総額は128億US$、2009年度の投資額は208億US$と予想されているが、同プロジェクトに関して正式な発表を行っておらず、これはRio Tintoが同国で開発を進めるSimandou鉄鉱石プロジェクトの鉱業権の半分を、前大統領により奪われた経験を生かし、カントリーリスクの観点から表立った行動を控えているものと考えられる。
 一方、BHP Billitonがその安価な電力料金から南アフリカとモザンビークに投資するアルミニウム精錬事業について、南アフリカ唯一の電力会社であるEskomが9月末までに現在の約0.5A¢/kWhから6 A¢/kWhに値上げするとの姿勢を示しており、同社CEOのKloppersは事業からの撤退も検討していると地元経済紙は伝えている。

ページトップへ