閉じる

ニュース・フラッシュ

2010年4月18日 バンクーバー 村上尚義

米:環境保護団体及び先住民、Arizona 1ウラン鉱山の操業中止を求めて米連邦裁判所へ提訴

 2010年Q1に生産開始を予定していたDenison Mines社(本社:加ON州Toronto)所有のArizona 1ウラン鉱山は、米国内務省 土地管理局(U.S. Department of the Interior, Bureau of Land Management:以降「BLM」)から1988年に操業許可を取得していた。
 しかし、BLMがDenison Mines社に対して新しい操業計画の提出を求めなかったことが環境法に反するとして、2009年末に環境団体、Grand Canyonトラスト運動団体及び先住民らは、BLMを提訴した。さらに今回、環境保護団体とAZ州北部の先住民は、同鉱山の操業中止を求めて米連邦裁判所へ提訴した。現在、Denison Mines社は仲裁人を選定中である。
 Arizona 1ウラン鉱山はAZ州北部中央に位置し、同州のColorado川北部地域では20年来となる稼行鉱山である。同鉱山からは、計857千 lb (389t)のU3O8生産量が見積もられており、2010年にはそのうち156千 lb (71t) U3O8の販売を見込んでいた。また、Arizona 1鉱山周辺には同様のブレッチャー・パイプ型ウラン鉱床が分布しており、地域一帯で計4.7百万lb (2,130 t) U3O8の生産が期待されている。

ページトップへ