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ニュース・フラッシュ

2010年4月19日 北京 土居正典

中国:工業情報化部、レアメタル産業管理政策の作成再開

 安泰科によれば、工業情報化部は関連する12部署及び中国有色金属工業協会と協力し、レアメタル戦略的計画の作成を再開した。2006年より作業を開始したが、08年の金融危機の影響を受け休止状態であった。工業情報化部原材料司の陳燕海司長によると、「レアメタル管理を効果的、長期的に実施するため、その方法を検討中である」とのこと。
 工業情報化部はこの2月に、鉱山生産規模、資源回収利用率などを決めたモリブデン及びレアアース産業への参入許可基準案を公表し、意見徴集を開始している。五鉱化学工業輸出入商会金属部の孫立会副主任は、「これまでのレアメタル管理は輸出量管理のみであったが、今後は上流の製錬・採掘段階でも管理すべきである。またレアメタルは鉱種が多く、鉱種ごとの基準が必要」と話している。
 これまでに、錫及びアンチモンの参入許可基準が制定され、現在は基準による企業整理段階に入っている。アンチモンの主要産地である湖南省冷水江市では、市経済工作局の石幸福局長によると「3月に基準に満たない100社近くの製錬企業を閉鎖。今後、9社への再編・統合を図り、環境保護面等からも基準達成を目指す」との方針である。

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