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ニュース・フラッシュ

2010年5月3日 バンクーバー 大野隆幸

加:カナダ大手メディア、BC州先住民による鉱山開発実力阻止行動を懸念

 2010年4月26日、Canadian Broadcasting Corp.(カナダ放送協会、略称: CBC)は、BC州南部の内陸部、Chilcotin地方における主要鉱山開発阻止の可能性を報じた。具体的には、Williams Lakeの南西約160 kmのNemiah Valleyにおいて、Taseko Mines社(本社:Vancouver、以下“Taseko”)が開発予定のProsperity銅金鉱山プロジェクト(以下、同プロジェクト)において、Tasekoが連邦政府から許可を得た場合、周辺先住民による訴訟、道路封鎖などの実力阻止行動を懸念しているというもの。このことは、BC州の複数の先住民のリーダーが懸念を表明しており、同プロジェクトにおいて、彼ら先住民にとって最も大切な場所であり、聖地であるFish Lakeの水を汚染することは許されないと主張している。同プロジェクトは、2010年3月、BC州政府の環境承認を受けており、現在連邦政府の環境アセスメント承認待ちという状況。他方、Williams Lake周辺の経済界及び地方政府は、同プロジェクトが生み出す数多くの雇用機会や経済的波及効果を大いに期待していることを表明している。

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