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ニュース・フラッシュ

2010年5月10日 ロンドン フレンチ香織

南ア:南ア労動連盟「鉱山死亡者数は減少、鉱山保安技術を改善する余地あり」

 南ア労働連盟Solidarityは4月28日、国際労働機関(ILO)主催の『世界労働安全衛生デー』において、「南アの鉱山死亡率は減少基調にあるが、鉱山保安技術には未だ改善の余地がある。」と発言した。
 同連盟が本会議で提示したデータによれば、2007年の南アにおける鉱山死亡は合計221名で1週間につき4名以上が死亡する悪結果であった。一方、2009年は、165名と1週間につき約3名へと減少し、2010年1月からの16週間では、鉱山死亡者は29名と、1週間につき平均1.8名となっている。
 しかしながら、『死亡者ゼロ産業』を目指す南ア鉱業界にとっては、一人の鉱山死亡でも許容し難いことで、Solidarityの会長は、「南アで現在利用されている坑内の地下振動を測定する技術、例えば、1ミリメーターの千分の1の間隔で、岩石の動きを監視する技術でも、落石の時間や場所は正確に予測できない。」と嘆いていた。

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