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ニュース・フラッシュ

2010年5月11日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:鉱業省がサンティアゴ株式市場へ鉱山会社上場推進の法案を検討中

 4月26日付け地元紙は、チリ鉱業省が、小規模鉱山会社が地元サンティアゴ株式市場への上場を推進するための法案を2010年末までに国会に提出することを検討していると報じた。鉱業省は5月から法案作成作業を開始する予定だが、法案にはサンティアゴ株式市場への上場を希望する鉱山会社に対して、税制面及び管理運営面で動機付けとなる内容を盛り込む。
 サンティアゴ株式市場への上場により直接利益を得るであろう中規模鉱山会社は少なくとも20社ほどあり、投資額合計は25億US$と見込まれるとPablo Wagner鉱業次官は述べた。Wagner氏は、上場したことにより得られる利益として、強固なコーポレート・ガバナンスと資金への容易なアクセスを挙げた。Santiago Gonzalez前鉱業大臣が命じた調査では、小規模鉱山会社が株式市場に上場するための動機付けには、補助金と付加価値税の還付が含まれるべきとの結果が得られている。
 Wagner氏は税制面の動機付けが十分でなく、鉱業省が鉱山会社と年金基金AFPや他の投資ファンドとの連携を提供できるプラットフォームになることが目標であると述べた。
 プレス報告によると、チリ政府関係者は、鉱山会社がより一般的に株式市場に上場しているカナダ、豪州、ペルーの当局関係者と面談する予定とのことである。

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