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ニュース・フラッシュ

2010年5月11日 サンティアゴ 菱田 元

チリ:El Teniente鉱山坑内Pilar Norte区域が2010年6月に商業生産を開始

 4月30日付け地元紙等によると、CODELCO がチリ第Ⅵ州で操業するEl Teniente銅鉱山の採鉱マネジャーAndre Sougarret氏は、2010年6月より坑内のPilar Norte区域で年間銅量50,000t相当の採掘を開始すると述べた。
 投資額121百万US$のPilar Norte区域採掘プロジェクトは、El Teniente鉱山の枯渇が迫った他の採掘箇所の代替として実施されてきた。Pilar Norte区域の鉱石処理容量は17,000t/日で、採掘平均銅品位はCODELCO操業の中では最も高レベルの1.32%である。
 Pilar Norte区域の採掘と運搬は、第Ⅵ州Rancaguaの町に近いEl Tenienteディヴィジョン管轄の事務所からの遠隔操作で動く自動機器類により管理される。CODELCO Jose Pablo Arellano総裁は、自動機器類導入は作業員のリスク回避と高い生産性をもたらすとしている。
 同様の技術はEl Teniente鉱山坑内の新規坑道レベル開発にも用いられる予定で、その投資額は合計32.8億US$である。新規坑道レベル区域は埋蔵鉱量24億t;平均銅品位0.84%で、このプロジェクトのEIAは既に環境委員会Conamaに提出されている。FS完了が2010年11月、建設開始が2011年上半期、建設終了が2017年の予定である。ここでの操業が開始するとEl Teniente鉱山の生産レベルは銅生産量430,000t/年、鉱石処理容量130,000t/日が維持され、マインライフは約47年まで延長されることになる。
 El Teniente鉱山は世界で最大の坑内採掘銅鉱山である。

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