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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年5月11日 サンティアゴ 菱田 元

アルゼンチン・チリ:Pascua Lama金・銀プロジェクトが大型鉱山機器を輸入

 5月6日付け地元紙等によると、カナダ・トロントに本社のあるBarrick Gold社の南米子会社Barrick Sudamerica社がチリ第Ⅲ州とアルゼンチンSan Juan州国境に跨るPasuca Lama金・銀プロジェクトで用いる大型鉱山機器を受け取ったと発表した。
 チリ第Ⅳ州Coqumbo港に到着した大型機器は、ブルドーザー12台、ホイールドーザー5台、モーター発電機6台、ホイールローダー1台で、これらは鉱石積み込みと運搬、道路維持、廃棄物処理等に用いられる。2008年12月以降、Pasuca Lamaプロジェクトへの鉱山機械・設備類の海外からの輸入は今回で7回目である。
 これら機器の組み立ては2010年7月より開始され、それらの多くは2011年5月に予定されている剥土作業で使用開始となる。Barrick社によると、プロジェクトの詳細エンジニアリングは95%完成しており、建設は2012年末までに、商業生産は2013年第1四半期に開始予定である。
 Pasuca Lamaプロジェクトは操業開始後の最初の5年で、毎年平均 金750,000~800,000 oz(約23~24t)、銀35百万oz(約1,080t)を生産する計画である。Barrick社によると、銀価格を12 US$/ozとした場合のキャッシュコストは金1oz当たり20~50 US$で、世界で最も生産コストの低い金鉱山となる。標高3,800~5,200mに位置するPasuca Lamaプロジェクトは、同じBarrick社操業のVeladero金鉱山の北西約10 kmに位置する。確定埋蔵鉱量は金17.8百万oz(約550t)、銀671百万oz(約20,870t)である。マインライフは25年で、設備投資額は30億US$である。

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