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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年5月27日 調査部 渡邉美和

中国:豫光金鉛の再生鉛生産モデル、再び業界をリード

 現地報道によると、5月に北京で開催された2010年度中国鉛酸蓄電池回収利用大会の席上発表された河南豫光金鉛股份有限公司の再生鉛生産モデルが再び業界内で注目を集めている。
 中国は、世界一の鉛生産国・消費国であり、鉛の最大の需要分野である鉛蓄電池生産も増加、これに伴い廃棄蓄電池の発生量も増している。だが、中国の鉛の再生率は先進諸国と比べるとまだ著しく低く、2009年の再生鉛生産量は100万t前後、鉛生産全体に占める再生鉛の率は30%に達していない。
 中国最大の鉛生産企業として豫光金鉛は、10年前から再生鉛生産の拡充に取り組み、2003年には蓄電池回収公司を設立し、2005年には国務院と河南省の同モデルに指定されている。同社が席上発表した今後の再生鉛生産能力の拡充は以下の通りである。
 2010年4月 一期拡充で8万t/年の新プラントの生産開始、能力は18万t/年に
 2010年9月 二期拡充18万t/年、生産投入予定、能力は合計36万t/年に
 今後3~5年内 長江デルタ(上海周辺)・珠江デルタ(深圳周辺)・北京天津地区の
     3か所に蓄電池回収再生鉛生産プラントを建設予定。それぞれの
 再生鉛生産能力量18万t/年
 豫光全体での再生鉛生産能力90万t/年

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