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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2010年5月31日 リマ 山内英生

ペルー:自発的拠出金期限終了を前に、超過利益税導入案が再浮上

 5月25日付け地元紙等によると、2006年に導入された自発的拠出金制度の適用期間(5年間)が2010年終了すること、また、国際金属価格が高値を維持していることを理由に、一部専門家等から、超過利益税の導入を再検討するべきであるとの意見が上がっている。
 このうちSan Marcos大学のZaconetti研究員は、現政権が先の選挙期間中に超過利益税の導入を公約したにもかかわらず、自発的拠出金制度に置き換えたことを批判したほか、2010年2月までに鉱山企業が納めた拠出金1,388百万N.Soles(約487百万US$)のうち、利用されたのは759百万N.Soles(約266百万US$)と55%程度に過ぎないことを指摘した。
 また、現在1,000 US$/ozを超える金に関しては、超過利益に対して50%の課税を行うべきであると主張した。
 一方で、鉱山企業側は超過利益税導入への反対に加え、自発的拠出金の更新にも積極的な姿勢を見せていない。SNMPE(ペルー鉱業石油エネルギー協会)のMorales金鉱山委員長は、超過利益は出ておらず、自発的拠出金の更新を行う正当な理由はないとコメントしている。

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