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ニュース・フラッシュ

2010年6月1日 シドニー 原田富雄

豪:PwC、2009年における世界上位40社の経営状況を分析

 プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers)が取り纏めた2009年における世界の上位40社の収益報告書によれば、2009年前半は世界金融危機の影響による資源価格の下落から40社全体での収益は、2008年の3,830億US$から15%減の3,250億US$に、税引き後の利益は660億US$から26%減の490億US$となった。また、オペレーションにかかるキャッシュフローも税引き後で1,140億US$から27%減の830億US$に、新規投資についても1,020億US$から740億US$に落ち込んだ。
 一方で、各社とも経営の重石となっていた負債の削減に取り組み、2008年から21%の改善となり、2009年後半からの資源価格の上昇に伴って、2009年末における時価総額は40社の合計で18%増となった。PwC世界鉱山部門のGoldsmith責任者は、資源価格の上昇が金融危機で落ち込んだ鉱山会社の収益を回復させており、世界の資源需要に見合った供給量となるよう投資が行われると予測している。

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