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ニュース・フラッシュ

2010年6月21日 ロンドン フレンチ香織

南ア:鉱業憲章の見直し発表は間近、英経済誌はBEE政策の進行は「不調」と指摘

 英国各経済誌によれば、南アの鉱業憲章に含まれているBEE政策は、現在まで「不調に進行している」と指摘されている。先ず、4月に英経済誌が先取りした2010年6月末日に公表予定である南ア鉱業憲章の見直しに係る報告書(2009年)によれば、2009年迄のBEE政策の目標として、黒人への所有権譲渡が15%に達するべきとなっていたが、現状は平均して9%しか遵守できていない。また、南ア鉱山労働者の84%は黒人であるが、鉱山企業の上層マネージメントの83.7%は、未だ白人が占有。その他、2007年は、JSE上場のBEE企業の取引は111件(1050億南アRand相当)を記録したが、2009年は不況に大きく影響されて、同取引は13件(200億南アRand相当)の悪結果となっている。このように、大多数のHDSA(歴史的に(1993年以前に)不利益を被ってきた南ア人)に対する利益還元に、なかなか成功していない模様である。

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