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ニュース・フラッシュ

2010年7月12日 メキシコ 高木博康

メキシコ:第5高裁がNew Gold社の控訴を却下

 New Gold社(本社、Vancouver)は、メキシコ第5高等裁判所がCerro San Pedro金銀鉱山の環境影響評価報告書の取消し命令に対する同社の控訴を却下したと7月7日付け同社HPに発表した。
 同社の保有するCerro San Pedro金銀露天掘り鉱山は、San Luis Potosi州のSan Luis Potosi市北東20 km.に位置し、金43.5t及び銀1,617tの精測・概測埋蔵量を有している。
 同社は、地元の歴史的価値のある教会が損なわれるとして鉱山開発に反対する市民団体等の告訴による数年来にわたる法廷争議に勝訴し、2007年4月にようやく同鉱山の操業を開始した。
 その後、2009年9月に連邦国庫管理裁判所(Federal Court Fiscal and Administrative Justice)が環境天然資源省(SMARNAT)及び-環境検察庁(PROFEPA)に対し同鉱山の環境影響評価報告書の認可の取消しを裁定した。同社は、同年11月に行政機関からの同報告書の取消しの通知を受け、直ちに告訴し、同年12月半ばに裁判期間中における同鉱山の操業継続許可の裁定を取得した。
 同社は、同高裁からの正式な却下理由の書類を入手した後、同高裁に対し却下の反論及び再考書を提出して、最終判断の裁定を問う。仮に、同高裁が再度却下の裁定を下した場合には、同社の最終手段は最高裁の裁定を問うことになる。
 同社の同鉱山における2010年の生産見込みは、金2.95~3.27t及び銀43.5~49.8tである。

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