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ニュース・フラッシュ

2010年8月17日 シドニー 原田富雄2010. 8. 10 金属企画調査部 渡邉美和

豪:中国企業はレアアース探鉱会社に投資

 2010年8月9日、ウラン及びレアアースの探鉱事業者のNorthern Uranium社(本社:WA州Perth)は中国のEastern China Non-Ferrous Metals Investment Holding Co.Ltd.との間で企業買収に関する法的拘束力のあるLOIを締結したと発表した。Eastern China Non-Ferrous Metals Investment Holding Co.Ltd.は15.7百万A$を拠出し、Northern Uranium社の51%の株式を取得する。
 Northern Uranium社は、WA州、NT州との境界においてGardiner-Tanamiウラン探鉱プロジェクトを有するが、NT州にJohn Galt及びBrown Range重希土類をターゲットとするレアアース探鉱も手がけている。
 Eastern China Non-Ferrous Metals Investment Holding Co.Ltd.は、East China Exploration and Development Bureau(江蘇有色金属華東地質監査局 以下、ECE)の子会社で、2009年2月、ECEが北部準州でNolansレアアース・燐酸ウラニウム・探鉱プロジェクトを手がけるArafura Resources社の株式25%を取得した際には、8.5百万A$の出資がJiangsu Eastern China Non-Ferrous Metals Investment Holding Co.Ltd.から行われていることから、今回の投資はウラン資源というよりも、レアアース資源の確保を睨んだものと考えられる。一方で、中国内での報道は、ECEは中核集団や中広核集団などとウラン鉱開発を共同で進めるのではないかと報じている。

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